2013年6月27日木曜日

海潮地区リーダー研修会 広島県三次市へ

6月22日から23日にかけて海潮地区リーダー研修会を行いました。

今回は広島県三次市上田町にある、「ほしはら山のがっこう」を視察しました。

「ほしはら山のがっこう」は、
2003年に子どもの減少により小学校が閉校になり、
その後地域が協力して、自然体験学習の場として
多くの子どもたちが集まる施設となっています。



2003年に閉校になった木造校舎を利用













ふるさと自然体験塾長の浦田さん














施設内は交流ホールや研修室など
に改修され、その中でさまざまな
イベントや体験塾を行っている
そうです。







施設内を案内してもらった後、副理事長の金末さんと
ふるさと自然体験塾長の浦田さんにお話を伺いました。















お話の中で、
・小学校が閉校と決まり、校舎をどうするか何度も議論したこと、
・若者も会議に参加し、校舎をどう生かせるか話し合ったこと、
・校舎の改修に向けてさまざまな方法で予算をつくっていったこと、
・地域の特色を生かしながら、手探りで自然体験をはじめたこと
など

たくさんの貴重なお話を聞かせていただきました。


副理事長の金末さん













現在は年間2500人ほどの人が訪れる
ほしはら山のがっこう。

「閉校という壁は扉だった」

閉校という大きな壁を、ただ悲観的に
捉えるのではなく、地域の方の協力で
切り開いていくことで新しい希望に変わっていく。

とても印象的な言葉でした。






最後は、浦田さんのギターでみんなで「ふるさと」歌いました。















ふるさと海潮への想いを新たにできる有意義なお話でした。



その後、広島県の江田島市にある旧海軍兵学校や、
「安芸の小京都」と呼ばれる竹原など見学しました。


旧海軍兵学校















昔の街並みが残る竹原
















各所を巡りながら、各地域の特色を知り、人と出会い
さまざまな気づきと学びのある2日間でした。


地域コーディネーター  須藤

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