2011年3月28日月曜日
大原郡家を考えるシンポジューム
3月27日雲南市・雲南市教育委員会主催の「大原郡家(ぐうけ)を考えるシンポジューム」が大東町中湯石の古代鉄歌謡館で開催されました。 第1部の基調講演は「出雲風土記と大原郡家」と題し関和彦先生の講演。 休憩後、大東町仁和寺の「郡垣遺跡」発掘調査を担当された雲南市教育委員会坂本諭司氏より、スライドによる発掘状況の説明がありました。 その後第2部のパネルディスカッションに移りました。パネリストは、大橋泰夫島根大学法文学部教授・関和彦先生・平石充島根県立古代歴史博物館・坂本諭司氏、コーディネーターは田中義昭島根考古学会会長で、会場からの質問や意見も取り入れながら進められ、なぜ移転されたのか謎に迫りました。この時代の役所の移転記述は、全国的にも3例しなない貴重なもののようです。それは、日本の古代史を考えるうえで重要な遺跡であり、古代国家形成を考える今後の調査と研究に期待と注目が集まりそうです。
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