今回は広島県三次市上田町にある、「ほしはら山のがっこう」を視察しました。
「ほしはら山のがっこう」は、
2003年に子どもの減少により小学校が閉校になり、
その後地域が協力して、自然体験学習の場として
多くの子どもたちが集まる施設となっています。
2003年に閉校になった木造校舎を利用 |
ふるさと自然体験塾長の浦田さん |
施設内は交流ホールや研修室など
に改修され、その中でさまざまな
イベントや体験塾を行っている
そうです。
施設内を案内してもらった後、副理事長の金末さんと
ふるさと自然体験塾長の浦田さんにお話を伺いました。
お話の中で、
・小学校が閉校と決まり、校舎をどうするか何度も議論したこと、
・若者も会議に参加し、校舎をどう生かせるか話し合ったこと、
・校舎の改修に向けてさまざまな方法で予算をつくっていったこと、
・地域の特色を生かしながら、手探りで自然体験をはじめたこと
など
たくさんの貴重なお話を聞かせていただきました。
副理事長の金末さん |
現在は年間2500人ほどの人が訪れる
ほしはら山のがっこう。
「閉校という壁は扉だった」
閉校という大きな壁を、ただ悲観的に
捉えるのではなく、地域の方の協力で
切り開いていくことで新しい希望に変わっていく。
とても印象的な言葉でした。
最後は、浦田さんのギターでみんなで「ふるさと」歌いました。
ふるさと海潮への想いを新たにできる有意義なお話でした。
その後、広島県の江田島市にある旧海軍兵学校や、
「安芸の小京都」と呼ばれる竹原など見学しました。
旧海軍兵学校 |
昔の街並みが残る竹原 |
各所を巡りながら、各地域の特色を知り、人と出会い
さまざまな気づきと学びのある2日間でした。
地域コーディネーター 須藤
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