2013年12月12日木曜日

NPO法人しまね子どもセンターの方が海潮幼稚園を訪問

12月10日(火)にNPO法人しまね子どもセンターの
坂本理事長と中田事務局長さんが
海潮幼稚園を訪問されました。
















しまね子どもセンターと海潮地区振興会は、今年11月、
「子どもの社会性を育む地域づくり事業」を共催しました。

0歳から3歳の親子対象の「おそとであそぼうっ!!」と
就学前の親子対象の「つくってあそぼうっ!!」の
2つのイベントを行いました。

その際に、しまね子どもセンターさんが
海潮地区振興会のブログにあった
海潮幼稚園の運動会の記事を見られて、
「こんなに子どもたちが生き生きしている運動会はすごい!」
と関心を持たれ、取材に来られました。















(ブログはこちら⇒ 「海潮幼稚園のおやこうんどうかい!」


海潮幼稚園の藤原園長と年長担任の福島先生が、
今年の運動会の様子や、日々の生活で大切にしていることなど
を話されました。















藤原園長先生は、
 「大人がもっている運動会のイメージの枠に
 子どもをのせていくのでなく、子ども自らが
 やりたいことを、自ら考えてやっていく過程を
 大切にしました。」

と話され、運動会を進めていく中で、子どもたちと
いろいろなドラマや出来事があったことを、
とても楽しそうに話してくださいました。
(その話が涙あり笑いありでとっても面白い!)
















しまね子どもセンターの中田さんが
 「子どもたちが先生に頼ってくるときはどうされていましたか?」
と質問すると、

福島先生が、
 「はじめは私たち大人に『やって―!』と言ってくることばかり
  だったのですが、そんなときは『どうしようかねー?』と
  子どもと一緒に考えていきました(笑)。」

 「大人のやり方で『ここは こうすれば・・・』と思う場面は
  多々ありますが、できる限り『考えてみて』『やってみて』と
  子どもたちを信じて任せることで、子どもたちは自分で
  やりながら様々なことに気づき、いい方法を見つけていきました。」

と、子どもがどんどん自分たちで動いていく様子を
話してくださいました。

(いま、受け身の子どもが増えるなか、能動的な行動が
  求められています。―「子どもの参加」)

話していくうちにどんどん盛り上がりました!

















しまね子どもセンターの坂本さんは、
 「子どもの社会参加は、小学生になったからといって
   急にはできません。就学前のこの時期に
   どれだけ、さまざまな経験ができたか。そこが
   とても重要です。そして、そのためには、大人の
   子どもへの向き合い方が何よりも大切です」
   とおっしゃっていました。

今回のお話を参考に、しまね子どもセンターさんは、
子どもの社会参加のための冊子を作成されるそうです。


聞いていて一番うれしかったことは、
しまね子どもセンターの坂本さんが最後に、
「海潮幼稚園の子どもは幸せですね」と
おっしゃったことです。

そういった子育て環境を海潮地区全体で見守り育てて
いけるようこれからも取り組んでいきたいと思います。


(地域コーディネーター 須藤)

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